お別れの言葉1
2011年 07月 24日
しかし、あの3月11日の震災の津波により、チームの中に瑠衣は突然いなくなりました。みんなの心の中には、ぽっかりと穴があいたようでした。
さらに、部活の友達の多くは、津波でソフトボールのユニフォームや道具が流され、失いました。中体連にも参加できるかどうか、という状況が続き不安でした。そして、いつしか部活の雰囲気にも、やる気が見られなくなりました。
でも、瑠衣の気持ちを考えると、この辛い状況の中でも、頑張って部活を続けることが、何よりの供養になると思い、私は心の中にいつも瑠衣を感じ、共に戦うことを誓いました。
それからは、瑠衣の写真をベンチにおきました。そのことで、練習や試合を一緒に出来たような気がします。
中体連の結果は、1位が3勝1敗で3校が並び、私たちは得失点差で残念ながら準優勝でした。優勝はできなかったものの、今思えば瑠衣のお陰でみんなの心が一つになり、中体連を最後まで戦うことができたような気がします。瑠衣ありがとう。そして、「瑠衣の分まで頑張ったよ。」と報告します。
瑠衣、覚えてる?私が骨折して落ち込んでいた時、瑠衣はめちゃくちゃ元気に「ひかりぃ!!」って名前を呼んでくれて、野球選手の話、いっぱいいっぱいしてくれたよね。その時、すごく嬉しかったんだよ。瑠衣は、いつも強気でいじっぱりなところもあったけど、本当はすごく優しいんだよね。そんな瑠衣が私は大好きです。
瑠衣、本当にありがとう。いつまでも瑠衣のことは忘れません。
部活で一緒に笑ったことも。そして辛かったことも。瑠衣のお陰で勇気をもらったことも。ずっとずっと、忘れません。
さようなら。
ひかり

