スリッパ事件
昔話が多い私・・・どうやら、書くことでどんどん卒業できているみたい。お付き合いくださいね。
当時、長女5歳、長男3歳、次女10か月。
人生で辛いことが起こるのは、もしかして会社や夫のせいではなく、自分が原因だったのかも??と気づいた時期。
ひたすら、いいことがあったら「感謝します」、嫌なことには「ありがとう」を実践していました。(by「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の五日市剛さん)
ある日、3人の子どもを連れて、整形外科へ。(なぜ病院へ行ったかは忘れちゃった)
病院の待合室は満員。おじいちゃんやおばあちゃんで込み合っていた。子どもたちはまだ小さかったので、どうしても動きまわるし、ぐずったりして騒ぎ出した。
そこへ、一人の怖そうなおじいさんが、私の前へつかつかとやってきた。目をつり上げて、いきなり大きな声で怒りだした!!
「ここはスリッパを履くところじゃなあ~~~い!!!最近の若い母親は、なんたらかんたら~~~~!!!」
その病院は、待合室では何も履かず、診察スペースに行くときにスリッパを履く決まりだった。なのに、私と長女と長男は堂々と、待合室でスリッパを履いていた。
それが、おじいさんの逆鱗に触れたのだ。
始めは、(なんで怒られなくちゃいけないの~そんな、ちっちゃなことで~)と思ったんだけど・・・
おっと!!忘れちゃいけないあの言葉、嫌なことがあったら「ありがとう」だ!!と思い直し、おじいさんに言った。
「教えてくださって、ありがとうございます!!」
しっかりと頭も下げて。そしたら、ぶつぶつ言いながらおじいさんは、席に戻って行った。
更にしばらくたった時、おんぶしていた次女が、あきるし、眠いしで、大声で泣き出した。
私は周りに迷惑になるからと、席を立とうとしたその時!!
どこからか、ぬいぐるみを持ってきて、次女をあやす救世主が現れた!!
よく見ると、なんとまあ!!先ほどの怖い顔のおじいさんじゃないですかぁ~~~!すっかり人相まで穏やかに変わってる(笑)しばらく一緒に楽しくおしゃべりまでしちゃいましたよ~。
この時ほど、本当に「ありがとう」は魔法の言葉なんだぁ~と実感したことはありません。
以後、この出来事を「スリッパ事件」と呼び、「ありがとう」の素晴らしさを、伝えています!!
以前は、嫌なことに「ありがとう」だったんたけど・・・それを続けているうちに、今は、全ての事に「ありがとう」に変化していってるよ~
細かいことは気にせず、実践あるのみだね!!