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雑種犬タロの役割

雑種の大型犬タロは、その昔、父が知人から

『もらってくれなかったら処分する』

と脅されて、我が家にやってきた犬だ。

私は、たまに撫でる程度。
でも父は、雨の日も風の日も、近くの海岸をタロと一緒に散歩していた。

父が脳梗塞で倒れたのは、タロがやって来て10年目・・・

父は4ヶ月入院し、懸命にリハビリをした。
右半身はまったく動かない。
しかも、言葉を理解する事も話す事も出来ない。
父は、頑張っても頑張っても、元の姿には戻れない自分に、明らかに絶望していた。


退院の日。

すっかり自信を失った父を、四苦八苦しながら、車に乗せ、何とか我が家に辿り着く。

その時だった!!

父の姿を見つけたタロが、大きな声で吠え出した。
嬉しくて、しっぽをブルンブルン振って、力いっぱいジャンプしている!

車椅子に乗って、タロに近づく父は、すでにボロボロに号泣していた。
今まで、一人の時は、ベッドの中で何度も泣いたことだろう。
でも家族の前では、泣かなかった。

タロを囲んで、家族全員が泣いていた。

誰がお見舞いに来ても、開けなかった父の心の扉を、いとも簡単に開いてしまったタロ。

『あなたに会えて嬉しい!!』

余計な事は考えずに、ただ素直に伝えるだけでいい。

タロ、本当にありがとう!
あなたは、私達を助けるために、我が家にやって来てくれたんだ!!


それから、2年後、タロは静かに天国に旅立った。

タロが死んで、誰よりも泣いていたのは、やはり父だった。
by loveiysally-4970 | 2010-06-30 06:36 | 脳梗塞からの贈り物 | Comments(8)

『言葉のない教え』

私の父は55歳の時、重症の脳梗塞で生死をさまよい、あの世から舞い戻ってきた人物だ。

重度の障害を持つ身に変身してね・・

倒れた当時、医者は言った。

『親族を呼んで下さい。意識が戻ったとしても、寝たきりで、言葉は喋れないでしょう・・・』


仙台で経営コンサルタントの仕事をしていた父。
営業の指導や講演、司会などをこなし、話すことが大好きだった。
毎日多くの人と出会い、人脈の広さが自慢だった。

その父が、ベッドで動けずオムツを付けて、言葉まで失っている。何か私達一家に暗雲が立ち込めてきたように感じ、涙が止めどなく流れてくる。

いっそ、意識が戻らないであの世に旅立ってくれ〜
その方が、父は幸せかも・・
そんな思いが頭をよぎる。


あれから、早いもので5年がたつ。。。

色々な事を乗り越え、様々な変化を体験した。
この5年間。言葉を失った父から、私は、とてつもなく大切な事を教わった。

それは、まさしく『言葉のない教え』


これから、私自身が、体験、体感したことを綴っていきます。

このブログを読んでくれた人が、少しでも元気になってくれたら、それだけで、心がブルブル震えちゃうくらい嬉しいなぁ

どうぞヨロシクお願いします。

愛を込めて
キューティーサリー
by loveiysally-4970 | 2010-06-28 18:00 | 脳梗塞からの贈り物 | Comments(6)

スタート

はじめまして060.gif

キューティーサリーです。

どうぞよろしくおねがいします053.gif
by loveiysally-4970 | 2010-06-17 11:45 | Comments(0)

ヨガと手づくり、時々ポエム♪東日本大震災後、新たな生き方を模索した、泣き虫、ズッコケ、でも愛に囲まれたサリー母ちゃんの成長日記。


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